海外ネット通販詐欺に遭わないための7つの注意点

ネット詐欺に遭わないために

現在、インターネットの使用が益々増え、様々なことがオンラインで簡単にできるようになっています。

 国際電気通信連合(International Telecommunication Union)の最新データによると、2020年現在、40億人以上の人々がインターネットを利用しており、この数字は世界人口の53.6%に相当するそうです。

海外ネット通販もオンラインという便利さの恩恵を受けている一つ。日本にいても、アメリカ店舗の商品が個人輸入できるというのは、大きな魅力ですよね。

一方で、ネットショッピングにおける詐欺やサイバー犯罪などの危険性も増してきています。

インターネットが可能にした匿名性とデジタル決済という利点が、逆に問題の要因となっているのです。

しかし、これらの被害を受けないよう、自分自身を守ることは重要であると同時に、事前にオンラインショッピングに潜む詐欺に対する意識を高めていれば、防ぐことは可能です。

今回は、どんなことに注意をすればネットショッピングの詐欺から身を守り、安全に楽しく海外ネット通販を行えるかというポイントをまとめてみました。

 

オンラインショッピング・ネット詐欺とは?

オンラインショッピング詐欺に遭わないようにするためには、それが何なのかを知る必要があります

オンラインショッピング詐欺とは、犯罪者が盗んだ決済情報や不正に取得したカードアカウントを利用して、アカウントの所有者に気付かれることなくオンライン小売店で取引を試みることです。ーexperian(英語)

詐欺とは、もちろんのことですが、他人を騙して金品を奪ったり、損害を与えたりする違法行為のことをいいます。

その他、フィッシング、個人情報の盗難、不正サイトへの誘導など多数存在します。

 

海外ネット通販の詐欺に遭わないための注意点

それでは、日本からアメリカ店舗のネット通販をする場合の注意点を挙げていきます。

基本的な事なので、なにも海外通販だけの注意点でなく、オンラインで買い物をする際に気を付けるポイントとして覚えておいてください。

 

注意点1 – 購入先をきちんと確認する

オンラインで買い物をするときは、必ずウェブサイトの連絡先を確認し、本当にそのウェブサイトが存在するかどうかを確かめてください。

会社名、住所、メールアドレス、問い合わせフォーム、電話番号などが明確に記載されていることが必要です。

日本やアメリカで有名な店舗であるならば、電話番号や住所がなくても問題ないですが、そこまで有名でない店舗ならば、必ず上記の情報はウェブサイトに載せています。

また、もっと心配な場合は、ICANNのドメイン検索ツールWHOISを利用すれば、ドメイン登録者が信頼できる企業かどうかを判断するのに役立ちます。

 

注意点2 – 必ずレビューを確認する

ウェブサイトの信頼性を確認する他の方法としては、利用者のレビューを確認することです。

eBayなどのネット販売最大手がフィードバック欄を設けているのには、明確な理由があるのです。

これは、新しい消費者が信頼できる人物や企業と取引していること、以前の販売が問題なく行われたことを確認するために活用されています。

また、そのサイト内のレビューのみでなく、他サイトからもレビューは確認できます。

 GoogleYelp で多くの店舗のレビューを見ることができます。

他の利用者の購入経験談をいくつか確認することで、事前に取引の危険性を察知することができます。

更に言うと、Better Business Bureau は、アメリカやカナダの不正な商行為に関する規制機関で、事業者の格付けをサイトに公開しています。

高級な珍しい商品の購入の際には、信頼できる事業者か確認してみるのもよいでしょう。

 

注意点3 –自分の 個人情報・機密情報の取り扱いは慎重に

オンラインショッピングで必要な情報は、クレジットカードの情報、住所、電話番号だけです。

個人情報やクレジットカード情報の盗難を避けるために、ウェブサイトがSSL(Secure Sockets Layer)暗号化されていることを確認してください。

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サイトにSSL証明書が登録されているかどうかは、サイトのURLが

「https」から始まっていることや、URLの横に表示される鍵マークがあることなどからも確認することができます。個人情報やクレジットカードを入力する際は、必ず確認しましょう。

多くの店舗では、このようにサイトをセキュアな状態に保っている場合がほとんどなので、2022年の現状では、当たり前のこととなっています。

 

注意点4 – ウェブサイトの隅々まで確認する

販売者のウェブサイトを徹底的にチェックし、それがプロフェッショナルに見えるかどうかを確認します。

スペルミスがあったり、商品の写真が低品質だったりと、ほとんどの偽サイトは見た目がかなり変な感じです。

また、「格安」や「アウトレット」といった言葉が必要以上に使われている場合も注意が必要です。

正規の販売者はこのような商品に対しては、よく「お買い得 ”Good deal”」というような使い方をしています。

購入先のウェブサイトがまだ疑わしいようであれば、発送方法、返品ポリシー、返金の処理方法を確認してみてください。

そして、評判の良い店舗は、必ず自社のウェブサイトにプライバシーポリシーのページを設けています。

その店舗がお客様から得る個人情報に関しては、商品購入のためだけに使用すると明記されているのが良い店舗の証拠です。

優良店舗は、お客様が必要な情報をしっかりと開示しています。

 

注意点5 – 販売者と連絡が取れるか確認する

購入先のウェブサイトの合法性がまだはっきり確認できない場合は、実際に販売者へ連絡してみましょう。

ウェブサイトに問い合わせフォーム、電話番号、メールアドレス、住所など連絡先情報がない場合は、購入は控えた方が良いでしょう。

実際に連絡が取れた場合には、発送方法や返品ポリシーなどについて質問し、きちんとした情報が得られるか確認してみるのも良い方法です。

 

注意点6 – 定期的に使用したクレジットカードの明細を確認する

クレジットカード、デビットカード、ペイパルなど、支払いに使ったアカウントの明細は、現物の商品や請求書が届くまで待たずに、定期的に電子明細を確認することをお勧めします。

これは、不正な請求があった場合、すぐに銀行やカード発行会社に連絡して対処できるようにするためです。

 

注意点7 – 利用するデバイス自体をセキュアにする

全体として、現在のオンラインショッピング詐欺を避けるには、2段階認証でアカウントを保護し、アカウント乗っ取りを避けるように使うデバイス自体のセキュリティを高め、データ漏洩に関する加盟店からの連絡に注意し、信頼できるブランドを模したメールアドレスから送られるフィッシング攻撃に気を付けることです。

「偽の店舗」は詐欺として出回っていますが、実際に人々が心配する必要のあるものの割合は、非常に少ないので、日ごろからご自身が利用するデバイス自体のセキュリティを確保するのが、最善の方法となります。

 

万が一、ネットショッピングの詐欺にあってしまった場合は、更なる被害を防ぐため、すぐにクレジットカード会社や銀行に連絡するようにしてください。

早く行動すれば、被害もなく済む場合が多いようです。

また、クレジットカード情報の入力に抵抗がある場合は、ペイパルなどの支払いが可能な店舗が大半です。

また、オパスの『お買い物代行サービス』を利用すれば、お客様のクレジットカード情報は店舗に入りませんので、安心して利用できます。

 

実のところ、日本国内であってもネット通販詐欺のようなインターネットを介した問題というのは発生します。

しかし、アメリカ店舗の商品をネットショッピングで個人輸入するのに慣れていない場合、多少ながらも心配になることはあると思います。

けれども、今後、オンラインストアで商品を購入する場合には、上記の注意点を守れば、大抵の場合問題なく安心して海外通販を楽しめるはずです。

オパスのお買い物代行サービスを利用すれば、ショッピングの代行プロがお客様の代わりにお買い物を致します。

もし何か変な店舗だと気付いた場合は、すぐにお客様にご連絡しますので、そういった点でもオパスを頼っていただければと思います。

「海外ネット通販詐欺に遭わないための7つの注意点」への2件のフィードバック

  1. ハーレーダビッドソンの本社は転送先には配送されません。やはり代行サービスが良いのでですか?
    2022/1/16からBIg ski Harley-Davidsonのネット注文をやめました。中々厳しそうです。

    • 井上様、ご相談ありがとうございます。
      オパスでは、与えられた転送先住所の他、特別住所、また転送サービス以外の通常の住所も活用しています。お買い物代行サービス利用、あるいは個別のケースをオパスのお客様窓口にご相談くだされば問題解決に努めさせていただきますので、ご安心ください。

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